SIBO(小腸細菌増殖症)と筋肉とFODMAP

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おはようございます!
鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!

今回はSIBO(小腸細菌異常増殖症)についてです!

SIBO(小腸細菌異常増殖症)とは、本来は比較的細菌が少ないはずの小腸に、大腸に存在するような細菌が異常に増殖してしまう状態を指します。

SIBOになるとどうなるか?
・消化不良や栄養吸収障害が起こる
・腹部膨満感、ガス、下痢または便秘、腹痛などの症状
・慢性的な疲労感、集中力の低下などの全身症状も出ることがある

そしてSIBOがあると筋肉がつきにくくなる可能性はあります。
理由は以下の通りです

① 栄養吸収障害
・タンパク質やアミノ酸、ビタミンB群、鉄、亜鉛など、筋肉合成に必要な栄養素の吸収が阻害される
・特にビタミンB12の吸収障害が多く、これは代謝全般に悪影響を及ぼす

② 慢性的な炎症
・小腸内の細菌の異常増殖により、腸内環境が悪化
・腸粘膜に慢性的な炎症が起きると、全身に軽度の炎症が波及 → 筋肉合成(MPS:Muscle Protein Synthesis)を抑制

③ 腸内ガスや不快感による食欲低下
・満腹感・膨満感によって、食事量が減ることが多い → 摂取カロリー・タンパク質不足

もし以下のような症状がある場合には、一度SIBOの可能性を疑ってもよいです:
・食後すぐに膨満感やガスが出る
・下痢・便秘が頻繁に入れ替わる
・タンパク質を摂っても効果を感じにくい
・慢性的に疲れやすく、集中力が続かない
・サプリメントの効果があまり感じられない

そしてSIBOの可能性があれば高FODMAP食事を調べて1つ1つ潰していくしかありません。

筋肉がつきにくい人はぜひSIBOを疑ってください!!

腰、肩の痛みでお困りの方
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