おはようございます!
鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!
血圧が高い人は運動しましょう、筋トレしましょう!と、言われますが、なぜ、運動をすると血圧が下がるのでしょうか?
高血圧の人が筋トレを継続的に行うと血圧が下がる理由には、以下のような生理学的なメカニズムがあります。
① 血管の柔軟性が高まる
筋トレを継続すると、筋肉に血液を送る必要があるため、血管が頻繁に拡張・収縮します。これにより、
・血管の「しなやかさ(弾力性)」が高まり、
・血液の流れがスムーズになって、
・安静時の血圧が下がる
という効果が出ます。
② インスリン感受性の改善
筋トレによって筋肉量が増えると、インスリンが効きやすくなり、血糖コントロールが改善されます。これにより:
・余分な糖や脂肪が血管に悪影響を与えにくくなり、
・動脈硬化の予防になるため、
・血圧が安定する
③ 交感神経の過剰な活動を抑える
高血圧の原因の1つに「交感神経の過剰な働き(緊張状態)」があります。
筋トレをすると一時的に交感神経が活性化しますが、継続することで副交感神経が優位になりやすくなるという研究もあります。
・ストレス耐性が上がる
・リラックスしやすくなる
・結果として 慢性的な血圧上昇が抑えられる
④ 体重・内臓脂肪の減少
筋トレによって筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなります。
・特に内臓脂肪が減ると、血圧に大きく影響
・肥満=高血圧の大きな要因なので、体重が減るだけでも血圧が下がりやすい。
ただ、運動中に息を止めてトレーニングをしたりすると一時的に血圧が高くなるので、しっかり呼吸をしながらトレーニングしましょう。
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